ビットコインETF、2025年最後の2ヶ月で過去最大の45.7億ドルの流出を記録
米国のスポットビットコインETFは、2025年11月と12月に45.7億ドルの純流出を記録し、ローンチ以来最悪の2ヶ月間となった。

米国のスポットビットコインETF市場は、2024年1月の商品ローンチ以来最悪のパフォーマンスで2025年を締めくくった。
何が起こったのか
SoSoValueのデータによると、米国上場の11のスポットビットコインETFは、2025年11月と12月に合計45.7億ドルの純流出を記録した。12月だけで10.9億ドルの償還があり、これは11月のより急な34.8億ドルの流出に続くものだった。
これは2024年1月のスポットビットコインETFデビュー以来最大の2ヶ月間の流出であり、2月と3月の以前の記録である43.2億ドルを上回った。ビットコインの価格はこの期間に約20%下落し、機関投資家の意欲低下を反映している。
なぜ重要なのか
この流出は、2025年末にかけての機関投資家のセンチメントの変化を示している。しかし、アナリストは数字を深読みしすぎないよう警告している。インドを拠点とするGiottus取引所のCEO、Vikram Subburaj氏は「構造はパニックに似ていない」と述べ、むしろ「弱い手が年末に退出し、より強いバランスシートが供給を吸収する均衡状態の市場」であると述べた。
最近の流出にもかかわらず、ビットコインETFコンプレックスは依然として約1,138億ドルの資産を保有しており、ローンチ以来の累積純流入額は約569億ドルに達している。
注目すべき点
ビットコインとイーサリアムのETFが逆風に直面する一方、代替暗号資産ETFは強さを見せた。XRP ETFは同期間に10億ドル以上を集め、ソラナETFは5億ドル以上を引き付けた。イーサリアムETFも苦戦し、引き出しは20億ドルを超えた。
アナリストは、マクロ経済状況と新政権下での規制の明確化次第で、2026年のビットコインETFへの純流入は150億から400億ドルになると予測している。
重要なポイント
記録的な流出は注目すべき年末調整を表しているが、全体的なETFインフラは堅固なままである。2026年1月がどのように展開するかが、これが季節的な利益確定なのか、より長期的な機関投資家の撤退の始まりなのかを判断する鍵となる。


